最近、お母さんのお腹の中にいた時の記憶を持つ子が増えているってご存知ですか?
この記憶のことを「胎内記憶」と言います。
それどころか、お母さんのお腹の中に入る前の記憶を持っている子もいます。
しかしそんな話、聞いたことがない人にとっては信じがたい話ですよね。
でも実際に3人に1人の子が胎内記憶を持って生まれてきていて、その記憶は4歳頃から徐々になくなっていくとも言われています。
ですので、お話が上手にできるようになってくる2〜3歳くらいの子どもに「お腹の中にいた時のこと覚えてる?」と聞くと、何らかの話をしてくれる子も結構いるのです。
または何も聞かなくても、子ども自ら胎内記憶を話し始める子すらいます。
でもそんな時に親の方が
「何そんな変なこと言って!」「そんなことあるわけないでしょ!」
と、子どもの言ったことを否定してしまうと、子どもは傷つき、それ以降全くその話をしなくなる場合も。
確かに胎内記憶って、別に知らなくてもいいと思うんです。
知る必要がないから、多くの人がその記憶をあえて消して、生きていくのかもしれません。
でも、
- 親子関係で悩んでいる人
- 子どもが出来なくて悩んでいる人
- 生まれてきた意味がわからない
こんな風に悩んでいる人たちにとっては、この胎内記憶に眠る秘密を知ることで、少しは生きやすくなるんじゃないかと私は思っています。
目次
胎内記憶に眠る秘密

胎内記憶を持っている子どもたちの話にはいくつかの共通点がありました。
その秘密を紐解いていきます。
子どもは親を選んで生まれてきた
胎内記憶を持つ子に話を聞くと、全ての子が
「空の上から自分で親を選んで生まれてきた」と言います。
よく「子どもは親を選べない」と言われますが、実は逆なんです。
「子どもが親を選んで生まれてくる」のです。
しかし、こんなことを言うと必ずと言っていいほどこんな批判の言葉が出てきます。
- じゃあ、虐待されてる子はどうなんの
- わざわざ中絶される親のことを選ぶってわけ?
- 親のことなんて大っ嫌いだからそんなはずない!
- 施設に預けられた子もそうなのか
そりゃそう言われてもおかしくありません。
そういう子を見ると「子どもは親を選べなくて可愛そう、、」なんて思ってしまいますよね。
しかし結論から言うと、そういう子も含め全ての子が親を選んでいるんです。
お母さんに愛を教えるために生まれてきた

中絶、流産される子もそう。
そうされる事を承知の上で、あえてその親を選んで生まれてきます。
それは何故か。
その親によって細かな理由は変わってきますが、その全ての子に共通する理由が「お母さんに愛を教えるため」
自分が中絶、流産されること、子どもは分かっています。
そもそも「死ぬ」=「ダメなこと」と捉えてないのです。
たとえ生まれる前にあの世へ戻ったとしても、自分がお母さんのお腹の中に入れただけで子どもは満足。
中絶、流産をしてしまったこと、子どもは全然悲しんでいません。
お母さんのお腹の中に入ったことで、そのお母さんに何らかの気付きを与えられただけで子どもは大喜び。
それによってお母さんに愛を教えてあげる事ができたり、愛を取り戻したりできればその子のミッションは達成なんです。
だから中絶や流産は、一見悲しい出来事に思えるかもしれませんが、実はそれにも意味があったんですね。
生まれる前の子どもは大人よりもっともっと視野が広く、実はお母さんお父さんのためになる事しかしていません。
だから、中絶や流産をしてしまったことに罪悪感を抱いていたり、いつまでも悲しんでいるお母さんの姿をみている事の方が、子どもにとってはよっぽど辛いのです。
過酷な試練を選んで生まれてくるチャレンジャーな魂

魂レベル向上の為、あえて過酷な状況を選んで生まれてくる魂もいます。
それが分かり合えない親だったり、虐待する親の元に生まれてくる子。
この子たちも根本はみんな「愛を伝えるため」
分かり合えない親子って、ケンカや対立ばかりですよね。
それでも自分がその親の元に生まれることで、親の価値観を広げてあげるミッションがあったり
虐待される子は「命を大切にしてね」というメッセージを伝えたいが為に、あえて過酷な状況を選んで生まれてきます。
まさに勇敢でチャレンジャーな魂。
お母さんがそうしてしまった事にきちんと反省し、してはいけない事だと気付いてくれれば、その子のミッションは達成。(かと言って、虐待は当然許されることではありません!)
しかし、この世に生まれ出てしまうと、そういった空の上での記憶や胎内記憶は忘れてしまう子が多い為「なぜ自分はこんな親の元に生まれてきたのだろう」と思い悩んでしまう子が多いのです。
子どもはベストなタイミングで生まれてくる

世の中には、不妊で悩んでいる人もたくさん居ますよね。
「子どもが欲しいのになかなかできない」実はそういうお母さんに多い特徴として頭で「子どもがほしい」と思っている人に多いようです。
世間の目や常識を気にして「子どもが欲しい」と思っていないか、それが執着になっていないか、自分を見つめてみる必要があります。
せっかくそのお母さんの元に生まれたいと思っている子がいたとしても、お母さんの気持ちが変わらなければ、子どもは生まれてくる事ができません。
これも広い視点で見れば、お母さんのためを思ってのことですよね。
外の目関係なしに、純粋に心の底から「子どもが欲しい」と願ってくれる瞬間を子どもは待っているのです。
全ては愛の中での出来事

このように子どもたちはみんな、自分で親を選んで生まれてきます。
それがどんな状況であろうと。
信じたくない人、信じられない人はそれでも構いません。
現に私たちの大半が胎内記憶を持っていないという事は、それもそれで必要なことだから。
もし全ての人が胎内記憶を持って生まれてきていたら、なんだか生きていく意味が分かりきっていて、人生が味気なくなると思いませんか?
辛いことや苦しいことがあって切磋琢磨し、生きる意味が分からないくらいボロボロになって生きるからこそ、人生がより濃く豊かなものとなる。
いつも平和で平凡な人生よりも、そっちの人生の方が成長できるし面白いって魂は分かってます。
だけれど、そんな中でも覚えていてほしいのが「起こることは全て、愛の中での出来事」ということ。
胎内記憶を知ることで、そんな大切な事に気付かされます。