疲れやストレスが溜まってくると、それが体の不調となって現れます。
頭痛や腹痛など慢性的な痛みや、一時的にどこかしらが不調だったり。
こういった症状は、ただ薬で抑えるだけでは根本的な改善には繋がりません。
薬を飲めば、一時的にはラクになるかもしれませんが、再び同じ症状が出たりしますよね。
心と体は繋がっているので、体の不調は内面からアプローチすることが必要です。
体に不調が現れたときは、心からの何かしらのサインだと受け止めれば、それだけで症状が和らいでいくことも。
ということでこの記事では、体の症状別にみる心のサインを解説します。
症状別にみる心のサイン

体の不調や痛みには、どんな心のサインが隠れているのか。
心は意味もなく、あなたの体を痛めつけたりしません。
それを症状別に書いていきます。
頭痛
- 何かをずっと考えすぎなとき
- もしくはひとつの考えに固執しているとき
- 頑固になっているとき
このような時に頭痛になりがちです。
頭で考えるのを少しやめてみたり、なにも考えない時間を作ることも大事。
また頑固な人は、もう少し柔軟な考えを持つことも大事だと教えてくれています。
目の不調
- たとえば人の不正など見たくないものを見たとき
- もしくは関わる相手のことを、もっと注意深く見た方がいいとき
このような時に目の不調として現れます。
目を背けたくなるようなことがあったら、時には軽く交わすことも必要。
または人や物事に対して、もうちょっと注意深くみることも必要だというメッセージが隠されています。
耳の不調
- 人の話に耳を傾けないとき
- 頑なにアドバイスを聞かないとき
- 罵声や口論など、周囲でのトラブルが聞きたくないのに耳に入ってきたとき
このような時に耳の不調として現れます。
最近あまり人の話を聞いていなかったなぁ〜と言う人は、聞く耳を持つこと。
また聞きたくない音が耳に入ってくる人は、時にはさらっと聞き流すこともと大事だと心が教えてくれています。
鼻詰まり、アレルギー
- 人の態度に嫌気が指したり、嫉妬したりというとき
- 人の言うことに納得できないとき
- または過去の何かにとらわれて、気持ちが後ろ向きになっているとき
このような時に、鼻が詰まるなどの症状として現れます。
「鼻につく」という表現をするように、人の傲慢な態度などに対して、なにか不満な気持ちを抱いていないか。
なにか過去のことについて、いつまでも囚われていないか。
そのへんのことを見直してみましょう。
鼻が詰まるとスッキリしないですよね。
自分のモヤモヤな気持ちがスッキリすれば、きっと鼻もスッキリするはず。
喉の不調、咳
- 本音がなかなか言えないとき
- 言いたいことがあるのにいつも飲み込んでしまうとき
- もしくは人の悪口ばかり言っているとき
このような時に、喉の症状として現れます。
何か伝えたいことがあるのなら、それを溜め込まないで吐き出すことが大事。
またそれとは逆に、必要以上になにか言いすぎていないか確認してみることも必要ですね。
心と体は繋がっている

上に書いた症状はほんの一部ですが、これで「心と体は繋がっている」ということを少しはご理解いただけましたか?
このように体の不調や痛みというのは、心からのサインだったんですね。
何かに不満があるのに我慢していたり、またはちょっと自分本位になっていたり、頑張りすぎて疲れていたり。
心はその体の持ち主に対して、いつもベストな方向へ持って行こうと、あの手この手を使ってあらゆる方面からサインを送っています。
あらゆる不調、痛みは、本来の自分と何かがズレている時に起こる症状。
全ては自分自身が、よりよくなるためのサインでしかないのです。
だから、単純に痛みを避けるのではなく、この症状は心が何を訴えているのか。
その側面から考えてみれば、痛みも不調も自分の味方になります!
ここに書いたのはあくまでも、体の不調を精神的な観点から捉えた一例にすぎません。
不調が続く場合、何か気になることがある場合は、すぐに医療機関を受診してください。
きちんとした医療機関で診断してもらい、正しく薬を処方してもらうことも大切です。
